2011年04月11日
震災から一ヶ月
震災から一ヶ月経ちました。
被害に被害に遭われました皆様へ、お見舞い申し上げます。
この前大きい余震が来ましたが、私は実家に居たので
くるみを抱っこしてたり、父とニュースを見てました。
先月の地震ではバイオリンにダメージを受けたんですが
今度はギターが倒れていました(-_-;
震災で無事だった方も、色々な物を無くされた方が
沢山いらっしゃいます。何よりも命が大事だけれど
命のように大事にしている物だってありますし
そういう物には魂が宿るものです。
大切にした分、物が色々な事を返してくれます。
つらいときも嬉しいときもずっと一緒だった
ずっと練習していたバイオリンが、突然無くなってしまったら。
いくらでも売っているから『バイオリン』はまた手に入れられる。
でも、『そのバイオリン』はもう手に入らないです。
楽器は特に個体差があり、沢山練習が必要なものなので
とても愛着が沸くものです。
物なんていつかは壊れるものですが
我が子のように大切に可愛がって、ずっと一緒だったものを無くした
そんな方に
『命が助かっただけでも良かったじゃないか』
なんていう言葉をかけることが、私にはとても出来ません。
それは、本人が自分に言い聞かせる言葉で
他人が言うべき事ではないと思っています。
エアソフトも一緒で
箱出しの銃から研究に研究を重ねて、手間隙かけて
めんどくさい作業もたくさん重ねて、試行錯誤をして
出来た一挺というのは、他には売ってませんし
自慢の、自分だけの大切な一挺になると思います。
命が大事なのは当たり前だけれど
生き甲斐もとても大切なものです。
そういうものを無くされた方が
『でも、命を無くされた方も居るんだから…』と
遠慮して、あまり悲しむ事も出来ずに居ると思います。
まだ生活が落ち着かない方も多くいらっしゃいますし、
また昨今の自粛ムードで、生活が落ち着いていても
無くしたものを新しく手に入れることが
気分的に難しいと思います。
少し状況が落ち着いて、復興が順調に進みだしたら
そういった面での支援をしたいと、強く思います。
特に、私は音楽の力を信じています。
音楽が、被災された方の心を救い
前向きな気持ちにさせてくれる事を願っています。
私は親戚が福島に多いので、心配したりもしましたが
幸い、全員無事との事でした。
しかし、大学の友人で、福島に住んでいる声楽科の友人と
石巻市に住んでいるピアノ科の友人とは
未だに連絡が取れません。
とっても仲良くしてもらったし、悩み事とかもお互いぶっちゃけたり
引越しだって手伝ったし、超ハイレベルな迷惑も沢山かけたし(笑
こんな時くらい助けたいのに、今も連絡が取れません。
被災地の様子を見てみて、愕然としました。
色々考えました。色々考えたけれど
今動ける私が元気を出して、自分に出来る手助けを探して
全力でそれをしながら、自分の生活をしていくしかないんですよね。
音楽やる人はきっとタフだから、大丈夫と信じている。
2人とも、もし万が一このブログを見てたらお返事をおくれ><
先日、赤十字に義援金を送らせて頂きましたが
石巻市と福島県にも義援金を送ります。
震災が起きて一ヶ月、今までに沢山の方が支援をされたと思います。
しかし復興には長い時間がかかります。
皆が普通の生活を取り戻せるようになるまでは
どういった形でも支援を続けねばと思います。
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本当は何も言わずに、側にいる。とにかく一緒に何かする。そういうことが一番なのかもしれませんが、それすら出来ません。
俺は震災後すぐボランティア団体に登録し、日にちが合えばすぐにでも現地に行く予定です。
とにかく、被災地の為に何かしたい。自分がもっと有名なら、もっと蓄えがあったら……自分の不甲斐なさがこんなに悔しいこともありません。
この震災で日本経済は10年以上はダメージを負うでしょう。
だからといって皆が止まっていては、先に進めません。被災者の方々に手を差し出す事が出来るのは、最終的に同じ日本人である我々なんですから。
多くの国の援助に感謝しつつ、自分達も頑張って困難を乗り越えて行きましょう。