2012年08月29日
女性隊員と野戦特科(2012総火演)
陸上自衛隊の特科部隊は、野戦特科と高射特科に分かれています。
野戦特科は、火力戦闘部隊として、大量の火力によって
広い地域を制圧します。
戦車部隊や歩兵が突入するための道を拓く、大事な役割です。
また、戦闘職種としては数少ない、女性隊員(WAC)が
志願できる職種なんです。
一緒に訓練を受けた同期の女性が現在、野戦特科で頑張っていて
この日偶然、ばったりと再会できました。
生き生きとした凛々しい姿に、なんだかとっても感動しました(T^T)ゝ
総火演に登場する火砲は、毎回当ブログでご紹介しておりますが
折角なので、今年も順を追って紹介させて頂きます(^ロ^
82式指揮通信車 (コマンダー・CCV・シキツー)
最初に登場したのはこちらの車両。
CCV=Command Communication Vehicle
読んで字の如く、通信に特化した車両。
6輪の装輪装甲車で、1m程度の川なら渡れるそうです。
12.7mm重機関銃M2、そして
7.62mm機関銃や、5.56mmMINIMIが搭載できます。
シキツーの弟には、ちょっと改造された87式偵察警戒車や
化学防護車が居ます。
何物も、基本設計がしっかりしていると応用し易いですよね♪
シキツーの中は、下記の記事で紹介しています。
http://miridoru.militaryblog.jp/e152396.html
また、写真展『CAR×GIRL 2nd』では、千葉地本のシキツーと
LAVと一緒に撮影して頂きました。
大好きな車両きたっ!
今日も元気にお供しています、87式砲側弾薬車。
そして今回も、装備品展示で姿を見ることはありませんでした…
演習プログラムにも名前がありません。何故?orz
203mm自走榴弾砲 (203SP・サンダーボルト)
ライセンス取得により国産になった大型自走砲。
(砲身のみはアメリカ合衆国製)
空輸できることを前提に設計され、とても小型に造られた為
弾薬は2発しか搭載できません。
その為の、87式砲側弾薬車なのです!なのに(略
小型とはいえ砲身がとても長いので、あまり小さく見えません(^-^;
後ろのドーザーみたいな形のものは『スペード』と呼ばれる
射撃時に車体を安定させるためのものです。
射程は最大で約30km。発射速度は1.5発/分
155mm榴弾砲 FH70 (サンダーストーン)
西ドイツ、イギリス、イタリアの3か国が共同開発した榴弾砲で
FH70という略称は、これらの開発国での制式名です。
現在は国産となっており、陸上自衛隊の主力火砲のひとつです。
FH70を採用している国の中では、陸上自衛隊の保有する数が
最多…というか、断トツです!
理由として恐らく、コスト面や整備性の面で運用し易いのと
山が多い日本の地形に合っているかもしれません。
射程は最大で30km、最大連射速度は15~20秒で3発
持続連射速度は、2発/分。
撤収が素早い!
短距離であれば自走することができ、発射位置までの牽引が要りません。
砲架(両足)を閉じた状態で、後ろ向きに自走します。
しかし、20km/h程でしか走れないのと、運転手以外の操作員や
弾薬を運搬できないので、長距離移動は中砲けん引車による
牽引が必要になります。
99式自走155mmりゅう弾砲 (99HSP・ロングノーズ)
75式HSPの後継として開発された自走砲。
(75HSPは、今年度全車退役予定)
75式とは口径は同じですが、射程が1.5倍も伸び
弾薬なども全て自動で装填されるため、必要な人員も少なくなりました。
データリンク装置等、高度な砲兵システムに対応しています。
今回も、車体を横に向けたままの射撃を披露しました。
曳火射撃により、富士が描かれました♪
これは、21門全ての火砲・弾薬の操作に、1/100秒単位の
精度が要求される、非常に難易度の高い射撃なんです。
ダブル富士、お見事です(^ロ^
続きます。
野戦特科は、火力戦闘部隊として、大量の火力によって
広い地域を制圧します。
戦車部隊や歩兵が突入するための道を拓く、大事な役割です。
また、戦闘職種としては数少ない、女性隊員(WAC)が
志願できる職種なんです。
一緒に訓練を受けた同期の女性が現在、野戦特科で頑張っていて
この日偶然、ばったりと再会できました。
生き生きとした凛々しい姿に、なんだかとっても感動しました(T^T)ゝ
総火演に登場する火砲は、毎回当ブログでご紹介しておりますが
折角なので、今年も順を追って紹介させて頂きます(^ロ^
82式指揮通信車 (コマンダー・CCV・シキツー)
最初に登場したのはこちらの車両。
CCV=Command Communication Vehicle
読んで字の如く、通信に特化した車両。
6輪の装輪装甲車で、1m程度の川なら渡れるそうです。
12.7mm重機関銃M2、そして
7.62mm機関銃や、5.56mmMINIMIが搭載できます。
シキツーの弟には、ちょっと改造された87式偵察警戒車や
化学防護車が居ます。
何物も、基本設計がしっかりしていると応用し易いですよね♪
シキツーの中は、下記の記事で紹介しています。
http://miridoru.militaryblog.jp/e152396.html
また、写真展『CAR×GIRL 2nd』では、千葉地本のシキツーと
LAVと一緒に撮影して頂きました。
大好きな車両きたっ!
今日も元気にお供しています、87式砲側弾薬車。
そして今回も、装備品展示で姿を見ることはありませんでした…
演習プログラムにも名前がありません。何故?orz
203mm自走榴弾砲 (203SP・サンダーボルト)
ライセンス取得により国産になった大型自走砲。
(砲身のみはアメリカ合衆国製)
空輸できることを前提に設計され、とても小型に造られた為
弾薬は2発しか搭載できません。
その為の、87式砲側弾薬車なのです!なのに(略
小型とはいえ砲身がとても長いので、あまり小さく見えません(^-^;
後ろのドーザーみたいな形のものは『スペード』と呼ばれる
射撃時に車体を安定させるためのものです。
射程は最大で約30km。発射速度は1.5発/分
155mm榴弾砲 FH70 (サンダーストーン)
西ドイツ、イギリス、イタリアの3か国が共同開発した榴弾砲で
FH70という略称は、これらの開発国での制式名です。
現在は国産となっており、陸上自衛隊の主力火砲のひとつです。
FH70を採用している国の中では、陸上自衛隊の保有する数が
最多…というか、断トツです!
理由として恐らく、コスト面や整備性の面で運用し易いのと
山が多い日本の地形に合っているかもしれません。
射程は最大で30km、最大連射速度は15~20秒で3発
持続連射速度は、2発/分。
撤収が素早い!
短距離であれば自走することができ、発射位置までの牽引が要りません。
砲架(両足)を閉じた状態で、後ろ向きに自走します。
しかし、20km/h程でしか走れないのと、運転手以外の操作員や
弾薬を運搬できないので、長距離移動は中砲けん引車による
牽引が必要になります。
99式自走155mmりゅう弾砲 (99HSP・ロングノーズ)
75式HSPの後継として開発された自走砲。
(75HSPは、今年度全車退役予定)
75式とは口径は同じですが、射程が1.5倍も伸び
弾薬なども全て自動で装填されるため、必要な人員も少なくなりました。
データリンク装置等、高度な砲兵システムに対応しています。
今回も、車体を横に向けたままの射撃を披露しました。
曳火射撃により、富士が描かれました♪
これは、21門全ての火砲・弾薬の操作に、1/100秒単位の
精度が要求される、非常に難易度の高い射撃なんです。
ダブル富士、お見事です(^ロ^
続きます。
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でも相手も同様な兵器を所有してるので、撃っては移動と正確な情報、精密な射撃が必要になって来るんですね。
御殿場から熱海や伊豆の方まで飛んでいくそうですよ。
すごいですよね(*´ロ`)
戦争をした事のない日本ですが、射撃の精密さというのは
海外と比べても素晴らしいそうです。
自衛隊のそんなところが好きです(^ロ^
おさむーさんの中隊かな(^-^?
迫撃砲の訓練の的になった人形の写真公開してくれてましたが…いうまでもなく、かなりの威力だというのが分かりました(^-^;
実にいぶし銀な格好よさです!