2012年12月22日
PLフィルタの威力
私は、カメラのことをスクール等で習ったことはありませんが
撮るのは好きです(^ロ^
ブログに紹介するのも、上手く撮ればもっと魅力が伝わるかもと
色々工夫して、一番かっこいい写真を紹介したいと思っています。
私のような写真初心者だけど、ブログの写真をもっと良く撮りたい
という方にお勧めなことをひとつご紹介します。
例えばショーケースの中を撮りたかったり、ホビーショーだと
東京マルイの新製品を撮影したいのに、ガラスが反射して・・・
という場合、PLフィルター(偏光フィルター)の使用をお勧めします。
(一眼レフの場合)
エチゴヤ新宿店のショーケースで撮影しました。
(新店舗については次号SATマガジンでご紹介します)
上がフィルタ使用前、下が使用後。
ショーケースへの映り込みが軽減されているのが分かりますか?
簡単に言うと、余分な光の反射をおさえて、色鮮やかに写す
フィルタなんです。
音も光も波のような形で人に伝わります。
PLフィルタは、フィルタ内部にある偏光膜の
結晶の構造が同一方向に並んでいるため
結晶の方向と同じ向きの波(光)しか透過しない性質を持ちます。
一方向に偏った光、つまり偏光です。
同じような性質を持つ液晶ディスプレイを、PLフィルターをくるくる
回しながら見てみると、普通に見えたり、真っ黒の画面になったりします。
内部結晶の方向と同じ向きになったら透過され、違う向きになると
遮断されてしまうからです。面白いですよね(^_^
PLフィルタを使用すると・・・
・木々の葉に反射する太陽光を遮断して、緑を鮮やかに写したり
・水面に写る光を遮断したり(水面反射は除く)
・水の中、ショーケースの中のものを写したり
と、こんなことが出来ます。
また、太陽光は、大気中の色々な分子によって偏光しており
(レーリー散乱といいます。)
偏光される偏光度は、光線の方向に対して90°の方向で最大
つまり太陽の向きから90°の方向が一番偏光を受けているという
ことになるので、PLフィルタの効果が一番現れるんですが、逆に
順光や逆光では効果が薄くなってしまいます。(空の偏光に対して)
分かりにくい説明かもしれませんが、実際に撮ってみるのが
一番早く分かります。試してみると面白いですよ(^_^
サイズにもよりますが、安いと数千円台からあります。
とはいえ・・・
一眼レフも奥深くて色々な写真が撮れて面白いんですが
最近はコンパクトデジカメの性能もすごく良いんですよね。
一番上の写真と、こちらの2枚はコンパクトデジカメで撮影しました。
(EXILIM EX H-10)
そこにあるものを綺麗に撮るのも勿論大事なんですが
設定とかはカメラに任せてしまって、偶然のシャッターチャンスを
逃さないとか、被写体をどうにかして工夫するとかも
大事だったりしますよね。
ショーケースから出してもらうとか・・・(笑
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・順光で効果があり、逆光では効果が出ない。
・光が当たっている所で効果があり、光の当たってない所は効果が出ない。
そんな感じでつかうと解りやすいかもしれません。
C-PLはリングを回して一番暗くなる部分が一番効果が出ているのですが、当然ながらシャッター速度は1段もしくは2段低下しますので手ブレに気をつけてくださいね!
あ、あと乱反射しない被写体の材質では効果が無いのでご注意を!
先日のVショーに持って行ったのに、何も撮っていなかった(^口^;
PLフィルター、私も試して見たいと思います。
最後の小さいフォントの文章が可愛いらしいですね♪