2014年03月29日
現地の様子(台湾学生による立法院占拠)
【台湾の立法院が学生達に占拠された理由】
http://miridoru.militaryblog.jp/e529805.html
台湾学生による、台中サービス協定への反対運動
「太陽花学運」、続きです。
ここが入口。(反対側からも来られます)
立法院正面玄関への道は、学生達が占拠しています。
入口では、有志とみられる学生達が、活動の内容を記したフライヤーや
水や食料などを無料配布していました。
普段は道路として、バイクや車が通行する場所です。
当日、仕事だったためビジネススーツを着ていましたが、現場に行く前に
カジュアルな格好に着替えるようアドバイスをうけました。
参加者や現場の雰囲気に合わせて、服装や装備を変えるのは警護も同じです。
こういった場所に赴くのは初めてだったので、改めて気持ちを切り替えると同時に
緊張しました。
学生達が座り込みをしていて、沢山のメッセージが掲げられています。
ここで書かれているのは
「お母さん!私は国家を救うためにここに来ました」
「お疲れ様!私は皆のこと愛しています」
という意味です。
(「!」の書き方、日本の女の子達の間で流行した書き方と同じですね。)
テレビ局の車両が待機しています。
こちらのテレビ局は、中国寄りの意見を多く報道していて
公平な報道をしないということで、車には
報道の公平性を求める書き込みがされています。
壹電視(NextTV)は公平な報道をするという事で
たくさんの感謝のメッセージが貼り付けられています。
皆さん、綺麗に剥がせる付箋紙に書いているようです。
こちらの壹電視(NextTV)については、当ブログでも
過去に紹介しております。
蘋果日報とは、壹電視のグループにある報道局。
こちらも、一度は親中派のグループに飲み込まれる危機が
あったものの、多数の反対により、それはなくなったそうです。
(蘋果=りんご)
立法院の周辺は、警察の鉄条網とバリケードによって
固くガードされていました。
バンカーを持った警察官が、周辺を固めていますが
学生と警官の衝突など、特にトラブルはなさそうです。
学生達は非暴力を掲げており、座り込みと演説でのみ
行動するスタンスです。
警察官達もまた、学生達に手をあげる素振りは見られませんでした。
台湾の知人が、「学生側も警官達も、互いに互いを責めたい訳ではない」
と話してくれました。最初は規模の巨大さにのみ圧倒されましたが
学生達の行動が非常に理性的なことに、より驚きました。
撮影中、ふと脇を見ると、二人の学生が立哨中の警察官達に
近づいていきます。
彼女達は、両手に食料と水のペットボトルを持っていました。
ずっと立ちっぱなしの任務につく警察官達が、食事を取れていないと
思ったのでしょう。
差し出された食料を、警察官達は首を振って受け取りませんでした。
しかし警察官達の表情はみな、優しそうに微笑んでいました。
立法院の長である王金平も、サービス貿易協定への進め方で
馬英九と対立していて、学生の排除にも否定的です。
この活動には、学生達を支える多くの大人達がいました。
次の記事で、ご紹介します。
http://miridoru.militaryblog.jp/e529805.html
台湾学生による、台中サービス協定への反対運動
「太陽花学運」、続きです。
ここが入口。(反対側からも来られます)
立法院正面玄関への道は、学生達が占拠しています。
入口では、有志とみられる学生達が、活動の内容を記したフライヤーや
水や食料などを無料配布していました。
普段は道路として、バイクや車が通行する場所です。
当日、仕事だったためビジネススーツを着ていましたが、現場に行く前に
カジュアルな格好に着替えるようアドバイスをうけました。
参加者や現場の雰囲気に合わせて、服装や装備を変えるのは警護も同じです。
こういった場所に赴くのは初めてだったので、改めて気持ちを切り替えると同時に
緊張しました。
学生達が座り込みをしていて、沢山のメッセージが掲げられています。
ここで書かれているのは
「お母さん!私は国家を救うためにここに来ました」
「お疲れ様!私は皆のこと愛しています」
という意味です。
(「!」の書き方、日本の女の子達の間で流行した書き方と同じですね。)
テレビ局の車両が待機しています。
こちらのテレビ局は、中国寄りの意見を多く報道していて
公平な報道をしないということで、車には
報道の公平性を求める書き込みがされています。
壹電視(NextTV)は公平な報道をするという事で
たくさんの感謝のメッセージが貼り付けられています。
皆さん、綺麗に剥がせる付箋紙に書いているようです。
こちらの壹電視(NextTV)については、当ブログでも
過去に紹介しております。
蘋果日報とは、壹電視のグループにある報道局。
こちらも、一度は親中派のグループに飲み込まれる危機が
あったものの、多数の反対により、それはなくなったそうです。
(蘋果=りんご)
立法院の周辺は、警察の鉄条網とバリケードによって
固くガードされていました。
バンカーを持った警察官が、周辺を固めていますが
学生と警官の衝突など、特にトラブルはなさそうです。
学生達は非暴力を掲げており、座り込みと演説でのみ
行動するスタンスです。
警察官達もまた、学生達に手をあげる素振りは見られませんでした。
台湾の知人が、「学生側も警官達も、互いに互いを責めたい訳ではない」
と話してくれました。最初は規模の巨大さにのみ圧倒されましたが
学生達の行動が非常に理性的なことに、より驚きました。
撮影中、ふと脇を見ると、二人の学生が立哨中の警察官達に
近づいていきます。
彼女達は、両手に食料と水のペットボトルを持っていました。
ずっと立ちっぱなしの任務につく警察官達が、食事を取れていないと
思ったのでしょう。
差し出された食料を、警察官達は首を振って受け取りませんでした。
しかし警察官達の表情はみな、優しそうに微笑んでいました。
立法院の長である王金平も、サービス貿易協定への進め方で
馬英九と対立していて、学生の排除にも否定的です。
この活動には、学生達を支える多くの大人達がいました。
次の記事で、ご紹介します。
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半ば強引な経済、軍事拡張を続ける某国に巻き込まれる事無き用、若者たちの行動が成就する事を望みます。
娘が予備自補の訓練でお世話になり、乙夜さんのブログを読者登録して拝見させていただくようになりました。夫婦共々拝見させていただいています。
今回の台湾の現状についての紹介は非常に興味があり、私のブログで乙夜様の台湾の記事をご紹介したいのですが、よろしいでしょうか。
私は震災で大きな被害を出した地域出身で、台湾のこれまでの支援に深く感謝しています。
今回の台湾の動きは、日本人として無関心であってはならないと思い、現地で状況を直接感じ取られた乙夜さんのブログをもっとたくさんの人に読んでいただきたく紹介したいのです。ご理解いただけますでしょうか。
(元自衛官の)憂いnext ver
http://jasdf.blog.shinobi.jp/
mail:butcher001argus@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。 渡邊
、視点が良いです。