2010年01月14日
歌も歌います
私は大学では専攻がピアノ、副科がバイオリン科だったのですが…
高校のとき履修してたのは声楽だったんです。(副科だけど)
歌は自信なかったんですが、何の楽器をやるにも
歌は大事な要素だし、何かと必要なので(・ω・)
で、YouTUBEでBGMを探していたところ
懐かしいイタリア歌曲が出てきたので、思い出したのです。
Se tu della mia morte (貴女が私の死の栄光を)
初めてステージに立って歌った曲です。
恥ずかしくて死ぬかと思った( ̄ε ̄;)
私が歌を歌うにあたって致命的だったのが
巻き舌が出来ない…
↑の曲で言えば『morte』の部分。
イタリア語って英語とかと違って『r』の発音で巻き舌になるんですが
なんか………『るるるるる』みたいな(笑
いや、あれどうなってるんですかね皆…
謎の動きしてません?
どんな構造になっているのでしょうか、不思議です。
音声学的には『有声舌尖歯茎ふるえ音』とか言うらしいですが
……なんじゃそりゃ( ̄д ̄;)
巻き舌が出来ないだけで、イタリア歌曲は
嘘みたいにインチキっぽく聴こえます(笑
逆に……ちょっとくらい下手でも、巻き舌できるだけで
なんだか本物っぽく聴こえてしまうから不思議(爆
舌小帯短縮症とかいって、元々私は舌が短くて
活舌が悪くなりやすいそうなので、そのせいかとも思うのですが
そもそもどうやってあんな動きをするのか、原理がわからない><
イタ語の先生やイタリア人の友達など、色んな人に
色んなコツを聞いたんですが、結局出来ずじまいです。
何か『これだ!』というコツがあったら是非教えてください…。
巻き舌が出来なくても大体OKな
ドイツ語の歌曲は大好きです(爆
こちら↓
ドイツ語なんですがね。こちらはシューベルトの
『Gretchen am Spinnrade』(糸を紡ぐグレートヒェン)
(↑クリックでWiki)
Wikiにもある通り、歌詞の元はゲーテの『ファウスト』
ファウストの事が大好きなグレートヒェンが、彼を想いながら
沈むような気持ちでカラカラと糸車を回しているんですが
妄想(…というと語弊があるかな・笑)しているうちに、徐々に
彼への想いが高まり、Sein Kuss!(彼のキス)で曲は最高潮に。
でもその後は、糸が切れたように現実に引き戻されたというか
また沈んだ気持ちで糸車を回し続けるという
グレートヒェンの心情の変化が上手く描写されてて
聴き応えがある一曲だと思います。
カラカラと糸車が回っている様なピアノの伴奏にも
注目してみると面白いですよ。
なんていうか、恋する乙女の憂鬱といいますか…
恋に苦しむ気持ちにすごく共感できます(笑
オススメ!
歌っているのはBarbara Bonney(バーバラ・ボニー)という
私がめちゃくちゃ好きな歌手さん。透き通るような素敵な声です。
ちょっと英語訛りっぽいドイツ語ですがキニシナイ。
音楽美学か何かの授業で、バーバラ・ボニーのこの曲を
初めて耳にした日、授業終わってから速攻で教授を捕まえて
CDの入手先を聞いたんですが教えてくれませんでした。けちー。
教授が言うには『もうどこにも売ってない』との事だったんですが
YouTUBEに落ちていた他、大学の図書館にもあったし
普通に売ってるんじゃんか…( ̄ε ̄)
↓もいつか歌ってみたいですよね(笑)
ダムラウさんの女王様っぷりが大好きです…。
有名な『夜の女王のアリア』2番です。内容としては…
王である夫に裏切られた女王が、娘に
『お前のお父ちゃんを殺してこい!』と命ずるシーン。
娘にナイフ持たせてるでしょ(笑
一番高いHi-Fの音辺りは、気が狂って高笑いしている描写なんですね。
で、一度チャレンジしてみたんですが…
かすりもしませんでした。鬼畜曲でした(´д`)
歌手の方ってすごいです…。
モーツァルトもすごいです…。
巻き舌できる人もすごいです…。
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