2011年07月29日
始祖鳥よりも前の鳥【恐竜博2011】
威嚇してみました(何
意外とご好評を頂いた恐竜博の記事、続きをお送り致します。
twitter等でも恐竜の話題をして頂いたりと、楽しいです(*´∀`)
始祖鳥。読んで字の如く。
先駆者という立ち位置と、デザインが兎に角カッコいいので
好き…だったんですが、実は始祖鳥よりも前の地層から
ほぼ鳥類の化石が出てきたんですよね(笑
有名なイエローストーン国立公園のあるサーモポリスの
Dinosaur Museumのものですね。一度は行ってみたい(*´艸`)
複製ですが日本初公開のものです。
なんて綺麗な形(*´д`)
アンキオルニス
2009年に発見されたばかりの、始祖鳥よりも前の鳥。
恐竜から鳥に進化した過程が見られる、超貴重な存在です。
足にも羽が付いているので、4つも羽があります。
滑空能力は始祖鳥よりも無かったと言われています。
最近この名前が頭から離れないんですが…
『ほとんど鳥』と訳されます。
こういうのがどんどん分かってきて…ドキドキしますよね。
未来の図鑑はどうなってるのでしょうか(*´艸`)
エピデキシプテリクス(飾り羽)
毛ってこんなに綺麗に残るものなんですね(^-^;
アンキオルニスよりも鳥類に近いけれど、羽根は持っておらず
オシャレな尾羽を4本持ってます。
…ちなみにこの名前は5回目くらいでやっと言えました(爆
ハプロケイルス(シンプルな手)
他のアルパレツサウルス類は、白亜紀の地層から
発掘されているのに対し、こちらはそれよりも
6000万年以上前の地層から発掘されたそう…というか
こういう分野に出てくる数字って天文学的数字ですよね(;´д`)
リムサウルス(泥のトカゲ)
パッと見、草を食む草食恐竜に見えますが
実はくちばしを持っていたそうです。
手が特徴的で、親指が退化していて指の骨を持たないそうです。
リンハラプトル(リンハの狩人)
リンハラプトルは鳥類に近い、小型の獣脚類。
全身の骨格が発掘されたので、この頃から獣脚類が
多様化していったルートを調べる手がかりになるそう。
ティアニュロング(天宇博物館の竜)
他に例の無い、鳥盤類で羽毛を持つ恐竜。
羽毛の起源が全ての恐竜に遡る可能性を示しています。
ふわふわした毛、というよりは、細くて固い単純な毛だったそう。
レペノマムス(トカゲのような哺乳類)
この頃の哺乳類はネズミ程度の大きさのものが多かったのに対し
レペノマムスはかなり大きな種類。
胃の中の骨から、プシッタコサウルスの子供の骨がでたりするそう。
恐竜を食べる哺乳類がいたんですね…∑( ̄д ̄;)
インロング(隠れた竜)
ジュラ紀の地層から唯一発見された角竜類で、
上あごの先にくちばし状の骨があります。
2006年に発見されたもので、全身の骨格が見つかっています。
ほとんどの角竜は四足歩行ですが、インロングの
手足の長さの比率から、二足歩行だったと思われます。
日本初公開の化石が目白押しです!!見に行ってよかった♪
長くなってきたので
次回に続きます!
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な、なんて面白そうな展示なんや!!
改めて、興味深い展示内容にびっくりです(笑)
二足歩行の角竜とか……!
けっこうな大きさと思われる哺乳類とか!
いろんな意味でいいなぁ……!!
不思議がいっぱいです。
こんな生き物でいっぱいだったなんてロマンですね
恐竜博は毎年とても面白い展示内容ですよ♪
来年も行ってみたいです!
レペノマムスみたいに、哺乳類の中でも大きくなることで
種を保とうとするものが出てきて、どんどん大きくなったのでしょうかね><
★K.BOUさん>
タイムリーなお話ですね♪
ますます恐竜博が面白くなります(≧∀≦)
★通りすがらないさん>
小さい頃に見た恐竜図鑑、今になって読んでみると
面白いかもしれませんね!
★櫟さん>
携帯で見てみました。確かにちょっと見づらいですね(^-^;
ご指摘ありがとうございます!次からちょっと工夫してみます。
是非細かいところまでご覧頂きたいです(≧∀≦)