2013年10月26日
装甲・対NBC装備の色々(SECURICO)
【紛争地域に行く人向けの装備(SECURICO)】
http://miridoru.militaryblog.jp/e482603.html
危機管理産業展(RISCON)2013
防弾車両等を取り扱うセキュリコのブース、続きです。
CBRN Class 3. COMBAT SUIT
リキッドプルーフにもかかわらず通気性を持つという
特殊な繊維でできた放射能防護服です。
除染について詳しくはありませんが、夏場は特に良さそうです。
CBRNとは
化学(Chemical)
生物(Biological)
放射性物質(Radiological)
核(Nuclear)
を使った兵器のこと。よくNBCとか言われますよね。
縫い目やファスナーから、液体や蒸気が侵入するのを防ぎ
生地もウォータープルーフなので、水に溶けた放射性物質が
入り込むことも無いそうです。
繰り返し使えるというのがコスト面でも良さそう。
トイレに行くたびに新品に着替えてたら、1日に何着も
消費してしまいますからね(^_^;
セラマックス STANAG Level 4
軍用の装甲車用 モジュラー装甲パネル。
米軍のストライカーの装甲にも採用されているようです。
STANAGとは、NATO加盟国間の装甲車に関する装備の企画。
Level 4がどのレベルかというと…
耐弾: 200mから発射された14.5×114mm弾を停める。
(デグチャレフ1941とか)
耐砲弾: 30m離れた位置で、155mm榴弾の炸裂に耐える。
手榴弾・爆弾: 爆薬10kg分の爆風に耐える。
車両の耐爆構造: 車輪のホイール部/車体下中央の耐爆
←
左下の装甲は、M2(7.62 × 63AP)で6発停弾した図。
ちょっと傷がついただけにしか見えません(^_^;
→
右下は「CERAMAT」といって、防弾ベストや軽装甲車、
バンカーなどに使われる、最新の軍用高度防弾素材です。
↑
右上は、中性子遮断パネル。
中性子が大量に発散する臨界事故などで、現場に接近する消防車や
作業車輌などに取り付けて、中性子から搭乗者を守るもの、とのこと。
軽量なのでバンカーにもできるそう。
3.11で、原発に放水作業を行ったCH-47の床にも
こういったものが敷き詰められていたのでしょうか。
←
防弾ガラス
詳細は分かりませんでした。
→
ライフルプレート
Lv.3なので、ライフル弾まで停められます。
↑
ダイニーマパネルという、超軽量の防弾パネル。
水に浮くほどの軽量ですが、先ほどのSTANAGでいうとレベルは1。
重量を増加できない装備品(航空機・バンカー・ヘリなど)に
主に使われるようです。
生地屋さんのようですが、特殊車両の内装材・
防弾用ポリエチレンシート・防弾用ケブラーシート、と
全部防弾用の繊維です(^_^
見た目は、しっかりしている生地、という感じで結構しなやかです。
他にも、装甲車が被弾した際、車内に高速に飛び散る破片を
吸収する素材など、色々な用途の防弾用素材が展示されていました。
残念ながら(?)一般販売はされていませんが
知っておきたいことは山ほどありました。
勉強になりました(^_^
http://miridoru.militaryblog.jp/e482603.html
危機管理産業展(RISCON)2013
防弾車両等を取り扱うセキュリコのブース、続きです。
CBRN Class 3. COMBAT SUIT
リキッドプルーフにもかかわらず通気性を持つという
特殊な繊維でできた放射能防護服です。
除染について詳しくはありませんが、夏場は特に良さそうです。
CBRNとは
化学(Chemical)
生物(Biological)
放射性物質(Radiological)
核(Nuclear)
を使った兵器のこと。よくNBCとか言われますよね。
縫い目やファスナーから、液体や蒸気が侵入するのを防ぎ
生地もウォータープルーフなので、水に溶けた放射性物質が
入り込むことも無いそうです。
繰り返し使えるというのがコスト面でも良さそう。
トイレに行くたびに新品に着替えてたら、1日に何着も
消費してしまいますからね(^_^;
セラマックス STANAG Level 4
軍用の装甲車用 モジュラー装甲パネル。
米軍のストライカーの装甲にも採用されているようです。
STANAGとは、NATO加盟国間の装甲車に関する装備の企画。
Level 4がどのレベルかというと…
耐弾: 200mから発射された14.5×114mm弾を停める。
(デグチャレフ1941とか)
耐砲弾: 30m離れた位置で、155mm榴弾の炸裂に耐える。
手榴弾・爆弾: 爆薬10kg分の爆風に耐える。
車両の耐爆構造: 車輪のホイール部/車体下中央の耐爆
←
左下の装甲は、M2(7.62 × 63AP)で6発停弾した図。
ちょっと傷がついただけにしか見えません(^_^;
→
右下は「CERAMAT」といって、防弾ベストや軽装甲車、
バンカーなどに使われる、最新の軍用高度防弾素材です。
↑
右上は、中性子遮断パネル。
中性子が大量に発散する臨界事故などで、現場に接近する消防車や
作業車輌などに取り付けて、中性子から搭乗者を守るもの、とのこと。
軽量なのでバンカーにもできるそう。
3.11で、原発に放水作業を行ったCH-47の床にも
こういったものが敷き詰められていたのでしょうか。
←
防弾ガラス
詳細は分かりませんでした。
→
ライフルプレート
Lv.3なので、ライフル弾まで停められます。
↑
ダイニーマパネルという、超軽量の防弾パネル。
水に浮くほどの軽量ですが、先ほどのSTANAGでいうとレベルは1。
重量を増加できない装備品(航空機・バンカー・ヘリなど)に
主に使われるようです。
生地屋さんのようですが、特殊車両の内装材・
防弾用ポリエチレンシート・防弾用ケブラーシート、と
全部防弾用の繊維です(^_^
見た目は、しっかりしている生地、という感じで結構しなやかです。
他にも、装甲車が被弾した際、車内に高速に飛び散る破片を
吸収する素材など、色々な用途の防弾用素材が展示されていました。
残念ながら(?)一般販売はされていませんが
知っておきたいことは山ほどありました。
勉強になりました(^_^
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どれも目に見えない、厄介なものを相手にするので、対策も大変です。