2012年01月16日
実銃 千夜乙夜_MP5 PDW
MP5 PDW
皆様こんばんは、乙夜です。
今夜は、私大好きHKのMP5をご紹介します。
前回のデザート・イーグル同様、数々のメディアに登場し
国内でもたくさんのモデルが出ておりますので、
皆さんもお好きな銃だと思いますが、如何でしょうか?
ドイツのHKが、G3ライフルのバリエーションとして
60年代に開発したサブマシンガンです。
結構、歴史が古いんですよね…。
MP5が登場するまで、SMGは命中精度が低く、
近距離戦で弾幕を張るための銃でした。
しかしMP5は、精度の高い作りとライフル譲りの機構を
用いたおかげで高い精度を持つことに成功します。
ですが…最初はあまり、評価されなかったそうです。
価格の高さと、部品点数の多さが、
『拳銃弾を使う火気として分不相応』と思われたようです。
しかし、その後の世界の評価は、ご覧の通りですね。
日本の公的機関でも、採用されているといわれております。
早速、実射します。
マガジンにはとりあえず(確か)10発だけ詰めました。弾は9パラです。
(仕様としては、.45、10ミリ、.40S&W等があります)
ドイツ製品らしい、きっちりした作りで、カチッと部品が収まります。
マガジンを入れて、チャンバーに初弾を送り込みます。
よしっ……撃つぞっ。
ストックを肩にしっかりおしつけて、トリガーを引きます。
ぱん!
……あれ?(=_=
拍子抜けするくらい、反動が小さいです。
音も、ハンドガンより小さい気がしました。機関部がハンドガンより厚く
密閉されていて、銃口が先にあるせいでしょうか。
イヤマフ無しでも、苦痛にならない感じです。
続けて、数発撃ってみましたが、連射しても全く苦になりません。
しかも、ハンドガンとは比べ物にならないくらいよく当たります。
9パラを、ストック付で撃つとこんなに楽なんだ、と改めて実感しました。
むしろ、あまりに軽すぎて
『これでアドレナリン出てる暴漢や、麻薬中毒の犯人と対峙して、
本当に大丈夫な火力なの?』と、一瞬疑問に思ってしまったくらいです。
それほど、撃ちやすい、ストレスの無い銃でした。
HKらしく、操作性もよく、左利きにも優しいマグキャッチと
アンビセレクター…と思ったらセレクターは片側仕様でした。残念。
MP5のバリエーションの豊富さは、皆様ご存知の通り
仕様が沢山存在します。
とにかく、この銃はとってもいい銃でした。
さすがは、後継機種のUMPが生まれても尚、
現役で製造が続けられるロング・ベストセラーですね。
携帯の方はこちら→人気ブログランキング
投稿されたコメントは、管理人の承認後に公開されます。
PDWの用に使用するケースでは充分な火力を有しているといえるでしょう
やはりドイツ独特の閉鎖機構も影響していそうですね。
その昔は、MP5とM92Fがあれば完璧だった…(遠い目)
9mmはパワー不足=過剰貫通しない。
と考えると、法執行機関にはまだまだ充分使える道具かも。
ただ、意外な事に…MP5って素のM4より重い。
ボルトストップなんて無いし、リロードがチョッと手間。
でも!!MP5大好きですっ(≧э≦)ゞ