2010年08月23日
【取材】TK-Xの正体_2010総火演
富士総合火力演習
富士総合火力演習とは
正式名称は、「富士総合火力演習」と言います。通常、「そうかえん」と略されて呼ばれる事が多いようです。
陸上自衛隊が行う演習の一つで、静岡県御殿場市の東富士演習場で実施されます。一般公開の演習は、陸上自衛隊が行うイベントの中で最も人気があり、戦車やヘリコプター、様々な火砲などによる実弾射撃を間近に見る事ができます。
抜粋:陸上自衛隊HP
http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/index.html
富士の総火演はとても人気が高く、閲覧の応募は
毎年高い倍率になっており、一般からの応募で28倍
駐車場つきの券は200倍を超えるそうです。
総火演本番の日が女子サバゲ部と重なってしまったので
予行及び家族日である22日、行ってまいりました。
更に、取材でもう一日行く予定です。
22日は動画をメインに撮影してまいりました。
YouTubeの私のチャンネルでご確認下さい。

今回の記事では、陸上自衛隊新型戦車『10式戦車』を紹介します。

10式戦車
日本の次期主力戦車(TK-X)として開発され
今年、2010年に正式採用された戦車です。
『90式』『10式』という名称はそれぞれ、採用年度の末尾2桁で
90式は1990年、10式は2010年に採用された事を意味しています。
10式は90式よりも小型で
市街地での戦闘を想定して作られたと言われています。
74式と同等の大きさで、高い機動力を有し
主砲の徹甲弾の貫通力は90式以上。
日本で始めてC4Iシステムを搭載した車両です。
(C4I:Command Control Communication Computer
Intelligence system
作戦を指揮統制するための情報伝達・処理のシステム)
90式同様、自動装填装置を採用しているので乗員は
車長・砲手・操縦手の3名。

正面には楔形の装甲板があります。
砲塔・車体正面には90式戦車同様、
複合装甲が組み込まれており、これが10式戦車の
内装式のモジュール型装甲とされています。

44口径120mm滑腔砲。
ライフリングがない事によって発射ガスの流出が少なく
回転に使用される分のエネルギーも活用できるので
滑腔砲の方が貫通力が上がります。
しかし、弾道を安定させるため弾頭に安定翼が付けられているので
風の影響を受けやすい事が難点。
砲身・徹甲弾は国産だそうです。

横から見た図です。横には分割式の増加装甲が装着でき
必要に応じて脱着するようです。
装甲板はセラミックスなどを使い、防御力を維持しつつ
軽量化が図られています。

新しいエンジン、変速装置を搭載し、エンジン出力を効率的に
起動輪(スプロケット:キャタピラを回す車輪)に伝達できるため
エンジンの最高出力は90式より低いものの
最高速度以外の機動性は90式を超え、
従来の半分の半径で旋回が可能。
機動力の確保は、市街地での戦闘を考慮する上で必要不可欠です。
ちなみに、車輪横のゴム製スカートは
ステルスを目的とされているそうです。
次に続きます。

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富士総合火力演習とは
正式名称は、「富士総合火力演習」と言います。通常、「そうかえん」と略されて呼ばれる事が多いようです。
陸上自衛隊が行う演習の一つで、静岡県御殿場市の東富士演習場で実施されます。一般公開の演習は、陸上自衛隊が行うイベントの中で最も人気があり、戦車やヘリコプター、様々な火砲などによる実弾射撃を間近に見る事ができます。
抜粋:陸上自衛隊HP
http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/index.html
富士の総火演はとても人気が高く、閲覧の応募は
毎年高い倍率になっており、一般からの応募で28倍
駐車場つきの券は200倍を超えるそうです。
総火演本番の日が女子サバゲ部と重なってしまったので
予行及び家族日である22日、行ってまいりました。
更に、取材でもう一日行く予定です。
22日は動画をメインに撮影してまいりました。
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今回の記事では、陸上自衛隊新型戦車『10式戦車』を紹介します。

10式戦車
日本の次期主力戦車(TK-X)として開発され
今年、2010年に正式採用された戦車です。
『90式』『10式』という名称はそれぞれ、採用年度の末尾2桁で
90式は1990年、10式は2010年に採用された事を意味しています。
10式は90式よりも小型で
市街地での戦闘を想定して作られたと言われています。
74式と同等の大きさで、高い機動力を有し
主砲の徹甲弾の貫通力は90式以上。
日本で始めてC4Iシステムを搭載した車両です。
(C4I:Command Control Communication Computer
Intelligence system
作戦を指揮統制するための情報伝達・処理のシステム)
90式同様、自動装填装置を採用しているので乗員は
車長・砲手・操縦手の3名。

正面には楔形の装甲板があります。
砲塔・車体正面には90式戦車同様、
複合装甲が組み込まれており、これが10式戦車の
内装式のモジュール型装甲とされています。

44口径120mm滑腔砲。
ライフリングがない事によって発射ガスの流出が少なく
回転に使用される分のエネルギーも活用できるので
滑腔砲の方が貫通力が上がります。
しかし、弾道を安定させるため弾頭に安定翼が付けられているので
風の影響を受けやすい事が難点。
砲身・徹甲弾は国産だそうです。

横から見た図です。横には分割式の増加装甲が装着でき
必要に応じて脱着するようです。
装甲板はセラミックスなどを使い、防御力を維持しつつ
軽量化が図られています。

新しいエンジン、変速装置を搭載し、エンジン出力を効率的に
起動輪(スプロケット:キャタピラを回す車輪)に伝達できるため
エンジンの最高出力は90式より低いものの
最高速度以外の機動性は90式を超え、
従来の半分の半径で旋回が可能。
機動力の確保は、市街地での戦闘を考慮する上で必要不可欠です。
ちなみに、車輪横のゴム製スカートは
ステルスを目的とされているそうです。
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